[名探偵コナン] 黒の組織 特集 [宮野志保] 組織時代について

宮野家

現在、小学1年生として帝丹小学校に通う灰原 哀こと本名:宮野 志保
クールでミステリアスな存在ですが、作品において人気の高い彼女。
今回はそんな彼女の組織時代について深掘りしていこうと思います。

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‣宮野志保について

宮保志保(みやのしほ)CV:林原めぐみ
灰原哀の実の名で、黒の組織の元メンバーです。
黒の組織に所属していた頃のコードネームは「シェリー」
組織の中でも有数の頭脳を持ち、コナンが小さくなった原因でもある“APTX4869”の開発者。

シェリー(英:Sherry)
スペインで生産される一種の白ワインの名。
スペイン語ではビノ・デ・へレス(Vino de Xerez)

国籍と年齢

国籍は母親がイギリス人、父親が日本人のハーフとなっていますおり、作中では東洋系の見た目から差別を受けたこともあると語っていた場面もありました。
実年齢についてはファンの間で色々な説が出ています。
コナンが灰原に実年齢を聞いた時にも「84歳」とかわいらしい冗談を話していました。
しかし、コミック第20巻(File.1)『遠くからの眼』アニメ第131話『競技場無差別脅迫事件(後編)』にて、
コナンに「私ホントは…あなたとお似合いの18歳よ…なーんてね」と明るく笑顔で話していた事もある他、
公式ガイドブック「SDB10+」の質問コーナーより
灰原哀の実年齢は18歳で間違いないでしょう。
コナン(工藤新一)の一つ上となります。  18歳にしては大人っぽいという声が大きいですね。

人物像

元々は黒の組織に所属し、APTX4869の開発に携わっていましたが、とある事情により抜けることとなります。
どこか冷めていてで積極時に声を発するタイプではありませんが、
少年探偵団やコナンが危険な行為をしようとした際に、力強く止めに入ることも。
登場当時はキツイ性格のように見えましたが、内面は自己犠牲的で自分のせいで他人が傷つくのを恐れる優しい子です。
他人の痛みが理解でき、時に優しい言葉で人を励ましたり、厳しい言葉で正してくれます。

『方言は言葉につけたアクセサリー。外したければ外してもいいけど捨てちゃだめよ。それにはあなたがそこで育ったいう大切なメッセージが刻まれているんだから。』
『缶ジュースの自動販売機と一緒だわ。お金を入れればのどを潤してくれるけど、入れなければ何も出してくれないもの… お金なんかじゃ人の心は買えやしないわよ…』

家族は母の宮野エレーナ、父の宮野厚司、姉の宮野明美の4人家族。
作中にて姉の宮野明美が殺害され、両親も二人とも亡くなっていることが明らかになっています。
幼くして家族を失い、たった一人で過ごしてきたこともあり人一倍強い性格に育ったのかもしれません。
人に甘えることもなく、支えられることもなく暮らしてきた彼女にとって今の生活はとても暖かいものなのではないでしょうか。
「灰原哀」とは本来この世に存在しない人間。その温かい環境に後ろめたさを感じることもあるのでしょう。
そんな彼女ですが、実はサッカー選手の比護隆佑(ひごりゅうすけ)の大ファンでかつてノワール東京にいた比護が異母兄弟のとある事情によりビッグ大阪に所属した際、
ファンから「裏切った」とブーイングを受けたこと。ノワール東のユニフォームが黒いこと。
それらのことを「兄弟のことにより黒のチームを抜けた裏切り者」と自分自身と重ねたのでしょう。
スペイン移籍の話が出たのにも関わらず日本で頑張る比護選手に勇気をもらったと感じてファンになったのだと思われます。
他にも、ピーッバターブルーベリージャムのサンドイッチが好物と、可愛らしい一面も垣間見えます。

初登場回

【宮野志保としての初登場回】
コミック第24巻(File.7₋11)アニメ第176~178話 『黒の組織との再会』。
黒の組織に発見される夢を見た灰原。コナンに忠告を受けるもその直後組織のメンバー・ジンの愛車を発見する。
車に発信機と盗聴器を仕掛けたコナンは組織の暗殺計画を知ることとなる。
計画を阻止するため暗殺が予定されているホテルに一人で乗り込むコナンだが…。
【灰原哀としての初登場回】
コミック第18巻(File.6)アニメ第129話「黒の組織から来た女
コナンのクラスに「灰原哀」という奇妙な少女が転校してきた。
少年探偵団に依頼された事件の調査に灰原を誘い、解決。
その復路、灰原を家まで送る途中、コナンは灰原の口から思いがけない言葉を聞くことになる。

‣組織で行っていた研究

灰原哀こと宮野志保は黒の組織に居た頃、“APTX4869”の開発に携わり、開発者でもある。
という話を前方で話しましたが、作中で灰原哀(宮野志保)は『自分は毒なんて作っているつもりはなかった。
と、語っています。
宮野志保はAPTX4869とはまた別の薬を作っていたという可能性が大きく出てきます。
そもそも“APTX4869”とは組織から開発された死体から毒が検出されないという《完全犯罪が可能な薬》
であるとありますが、まだ人間には試したことがない試作品でした。
今までは動物による実験で、死亡した動物から毒が一切検出されないことから
組織は完全犯罪が可能な薬として工藤新一に口封じのため投与したものと思われます。
実際作ったAPTX4869を実験用マウスに飲ませたところ、一匹を除き全匹死亡。
その一匹のみ体が小さくなったとされています(この段階では人の幼児化は想像されていませんでした)
本題に戻りますが、組織は一体何の研究をしていたのか。何が目的なのか。
これまで組織は、
大金と有名プログラマーのリスト収集不老伝説で有名な美国島に訪れたりAPTX4869の開発。と、
不可解な行動が多いです。
作中にて組織のメンバー・ベルモットが
We can be both of God and the Devil. Since we’re trying to raise the dead against the stream of time.(我々は神でもあり悪魔でもある。なぜなら時の流れに逆らって、死者を蘇らそうとしているのだから…。)』
と語っています。
以上の、 “時の流れに逆らって”    “死者を蘇らそうとしているのだから” というセリフ、不老伝説等に
APTX4869の性質が大きくかかわっているのではないかと考えられています。
組織はAPTX4869の開発に力を入れていたようですが、宮野志保が本当に作っていた薬はAPTX4869ではない。
という話。
これは上記でも書いた『毒なんて作っているつもりはなかった』という灰原の言葉が原因というのもありますが
作中にて灰原が(まあ、私が本当に作らされていたのは別の薬なんだけどね…)とこっそり思うシーンが大きいです。
宮野志保は組織に利用されていた。というのが一番正しいと思われます。
元々、APTX4869とは宮野志保の両親が作っていた薬。それを娘である宮野志保が受け継いだとなっています。
宮野志保が本当に作っていた薬について明確な答えは未だ出ていません。 解読薬という噂も。
組織の目的も伏線ばかりで正確なものは何もわかっていません。
簡単な考察をする限り誰かを蘇らそうとしているのか… その誰かとは烏丸連耶であるのか。
しかしそれを拒否するような宮野志保の発言も作中にて出てきています。
組織の目的が完全に明らかになるころ、今までの伏線と繋がり一気に展開も変わることでしょう。
これからのストーリーが気になるところです。

人魚の島に何の研究の為に行ったのか?

コミック28巻(File.6₋10)アニメ222~224話 『そして人魚はいなくなった』という話の中で
美国島(人魚の島)の儒良祭りの名簿に黒の組織のメンバー・「黒澤陣(ジン)」、「魚塚三郎(ウォッカ)」、そして「宮野志保(シェリー)」の名前が書かれているシーンがあります。
コナンは宮野志保の名前にしか気づいていません。(勿論の如く)
少し気に留めていたようですが、「あいつは永遠の若さと美貌を欲しがるタマじゃねーし」と人違いということで終わりました。
さて、なぜ組織は人魚の島にきたのか。儒良の矢を手に入れるため? そんなかわいい理由ならまだ良いのですが。。
しかし人魚の島に観光に来る人の殆どが儒良の矢がお目当て。
何より組織は儒良の矢を手に入れる祭りに参加している。不老不死がキーになっているのか。
あくまで考えの一つとして
ベルモットが歳を取らないとされていたりAPTX4869の性能。死者を蘇らせるというキーワード。
それらに関係しているものと思いきや、組織の目的について「不老不死」というのは作者が否定している。
調べれば調べるほど謎は深まるばかり。
不老不死を求めているのではなく探りに来たのか。はたまた人魚の島にボスがいたのか。
可能性だけで考えると五万と出てきそうです。
この件に関しては作者も伏線ということを明らかにしているので、今後のキーになってくるのは間違いないのでしょう。

薬のレポートで工藤新一を死亡扱いにした理由

宮野志保が組織に居た頃、薬のチェックをしていた際に[工藤新一の死亡だけが確認されていないこと]に気が付きます。
組織は工藤邸には二度、調査に足を運んでいますがこれといった収穫は特になし。
ただし宮野志保のみ、二度目の調査で一度目には気づかなかった変化に気が付きます。
工藤新一の子供のころの衣装がタンスからごっそりなくなっていたこと。
それらの事から宮野志保は「工藤新一は幼児化した可能性がある」と判断し珍しいサンプルとして生かすことにしました。
薬使用者リストの工藤新一の欄を「死亡」と書き換え組織にも内密にしていたようです。
もしかしたら宮野志保はこの頃から工藤新一に何らかの可能性を託していたのかもしれません。

‣なぜ組織から抜け出したのか

組織においてかなり重要だった宮野志保が組織を抜け出した理由について。
まずざっくりとまとめると、
試作段階のものを組織が無断で人体に使用したことや、唯一の肉親・宮野明美が組織に殺害されたこと
により、抜け出したと描かれています。
元は組織の開発に関わっていた宮野志保ですが、試作段階のものを組織が無断で使用、そのことに嫌気がさしたこと。
何より一番の原因と考えられるのが姉の死。
姉の宮野明美が10億円強奪計画に絡むトラブルによって組織に殺害されました。
その件に関し組織に問いただしても組織が一向に口を割らないため、“真実が明らかになるまでAPTX4869の研究を中断する。”
という対抗手段に出たところ、宮野志保は組織のガス室に監禁されてしまいます。
このままでは姉同様自分も組織に抹殺されると考え、殺されるくらいならと隠し持っていたAPTX4869を飲み
自殺に踏み入ったところ、工藤新一と同じように体が幼児化。
そのおかげで小さなダスト・シュートから脱出できたということです。

‣まとめ

如何でしたでしょうか。
作品の中でも特に人気のある彼女ですが裏を除くと壮絶な人生だったのがわかります。
幼くして家族を失い、黒の組織の呪縛から逃れることもできず、ずっと一人で戦ってきた彼女。
一見大人びていますが実年齢も18歳と、まだまだ子供です。
そんな中工藤新一に出会い、彼女自身の中で沢山のことが変わってきているのでしょう。
自分が幼児化した時にも工藤新一を頼り小さな体を引きずって彼の家を目指したこと。
作中では工藤新一や毛利蘭、少年探偵団の皆に心が救われる描写もところどころに出てきています。
決して安心できた生活ではないですが心優しい人たちに囲まれ、彼女が少しでも楽しく笑顔でいられる日が来ることを
ファンの方々も願っているものと思います。
宮野志保が関わってきた組織や薬の事に関してまだまだ明らかになっていないことが多いですが
彼女とともにこれからの展開を見守っていけたらなと思います。

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