[名探偵コナン] 黒ずくめの男達 特集 [シェリー編]

特集

元黒ずくめの仲間・コードネームシェリー。
薬の研究にも携わっており、幹部クラスでもあった彼女。
シェリーが行っていた研究や、工藤新一との出会いなどが主に描かれている《黒ずくめの男達 特集》にて少しずつ紹介していこうと思います。

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‣シェリーについて


(引用:コナンネタバレ?!より

『シェリー』という名は灰原哀こと宮野志保が黒の組織に所属していたころのコードネーム。
黒の組織の中でも群を抜いて優秀な科学者だった彼女。
母・宮野エレーナが開発していたAPTX4869を両親の死後受け継ぎました。

薬品開発に携わる研究者は基本的に「化学者」という表記が正しいですか、名探偵コナンの作中では「科学者」と表記されています。

幼少期から母に連れられ組織に顔も出していたと本人も語っています。

組織にとってもシェリーは重要な人材でした。
シェリーは姉が組織に殺害され組織を抜けましたが黒の組織のメンバー・ジンは死に物狂いでシェリーの存在を追っています。
組織の裏切り者であるシェリーですがジンが彼女に執着する訳はまだほかにあるかと思われます。

偽りの少女

コミック第18巻(File.9)『偽りの少女』
組織から抜け出すため、工藤新一が投与された毒薬・APTX4869を自ら飲用しますが、
運よく幼児化したシェリーは同じく幼児化している工藤新一なら事情を分かってくれるのではないかと、
工藤新一を頼りに工藤邸に向かいますが力尽きて門の前で気を失ってしまいます。
そこをたまたま通りかかった阿笠博士に拾われシェリーは『灰原哀』として帝丹小学校に転校。
幼児化した工藤新一、江戸川コナンに会い、自分のこれまでの出来事、逃げ出してきた経緯を打ち明けますが、
コナンは受け止めきれず自分が幼児化する原因を作ったシェリー(灰原哀)に対して怒鳴りつけてしまいます。

ここで灰原の口から「毒なんて作っているつもりはなかった」という言葉が出てきます。

その後コナンも冷静さを保ちつつ静かに和解し、灰原哀の言葉を元に姉・宮野明美のフロッピーを探し出すため
南洋大学教授の広田正巳(ひろたまさみ)の家へ向かいますが、いざ向かうと広田正巳教授が殺害されていたという事件に遭遇します。

チェックメイト

コミック第18巻(File.10)『チェックメイト』
今回の事件が密室殺人だと判明したと同時にパソコンからフロッピーディスクのデータがごっそりなっていることに気が付き、
江戸川コナンと灰原哀はフロッピーディスクを消したのは黒の組織の連中ではないかと考えます。
しかし、部屋にあった電話の留守電の一つにウォッカの声が入っていたことなどから黒ずくめの連中が留守電のテープを残すようなヘマはしないであろうと事件との関わりがないことを解明します。

黒の組織と殺人事件の関りが無いと分かったものの、一向に推理に苦戦していたコナンに対し灰原が、
『諦めなさい工藤君。この事件はもう…“チェックメイト”よ。』というセリフを投げかけます。
工藤新一はこの程度だと自分自身、内に秘めてた想いを片付けるため、あなたには無理よと言葉を投げかけたのかもしれません。

しかしコナンはその“チェックメイト”という言葉をヒントに事件の真相を次々と明らかにしていきます。

どうして

コミック第19巻(File.1)『どうして…』
コナンの推理により事件は無事解決しましたが、灰原だけは一人…
『どうして…?』
『どうしてお姉ちゃんを… 助けてくれなかったの?』
と、静かに涙をこぼしていました。
ここでヒロタマサミは広田教授から取っ手付けた宮野明美の偽名であること、10億円強奪犯の広田雅美(ヒロタマサミ)が灰原哀・宮野志保の姉であることが明らかになりました。

これだけの推理力があるのにも関わらずどうして姉の事は見抜けなかったのか、救えなかったのかと、声を上げコナンに縋り泣く灰原。
あの時点で工藤新一が謎を解明しなければまだ諦めが付いたのでしょう。
誇らしくいとも簡単に事件を解決していったコナンが何故それを姉の時に発揮して救ってくれなかったのか…。
それが工藤新一のせいでないことも、どうしようもなかったことも全てわかっているはずなのに、コナンに対して当たってしまう灰原。

その震える様な涙声が忘れかけていた苦く悲しい事件をコナンの脳裏に蘇らせ、
灰原が自分に見せた唯一の素顔だったのかもしれないと、灰原の体をそっと受け止めます。

一週間後、警察からフロッピーは届きますが、黒の組織が仕掛けたコンピューターウイルス・闇の男爵(ナイトバロン)が仕掛けられており
組織以外のコンピューターで立ち上げるとウイルスが発生する様フロッピー事態にプログラムされていた為、
データは全て消滅してしまいました。

そして江戸川コナンこと工藤新一と元組織コードネームシェリー・灰原哀こと宮野志保は長い付き合いになっていきます。
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‣まとめ

今回はシェリーが組織を抜け工藤新一に出会うまでのあらすじを簡単にご紹介しましたが如何でしたでしょうか。

江戸川コナン=工藤新一が遭遇した史上最強の敵、黒の組織という犯罪組織。
彼らとの対決をすべて完全収録された『名探偵コナン vs 黒ずくめの男達』。

別冊1巻にてシェリーの最初の人生が細かく描かれています。

シェリーの行動を見ていてわかるように、彼女にとって工藤新一は姉に対しても自分自身に対しても唯一の望みであり救いだったのでしょう。
コミック第19巻(File.1)『どうして…』にもあったように工藤新一であれば姉を救えたはずだと、信じていた。
それは何より姉・宮野明美が工藤新一の事を信じていたからというのもあるのでしょう。

作中にて宮野明美がシェリーこと宮野志保に江戸川コナン(工藤新一)の事を楽しそうに話す回想シーンがありました。
その姉の話をきっかけにシェリーは工藤新一と江戸川コナンを結び付けたものと思います。

シェリー・宮野志保の姉は結果的に殺害されてしまいましたが、宮野明美自身も工藤新一という存在に救われたことでしょう。
それと同様に、これから長い付き合いの中で宮野志保も工藤新一という存在に救われ、そして救いになっていくのかもしれません。

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